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総務省統計局によると、岐阜県は県土の約81%を森林が占め、その割合は全国で第2位です。岐阜県の北部には雄大な大自然がありますし、都市部には、緑豊かな公園や田んぼ、河川があり、ほどよい田舎感を味わえます。そこで、岐阜県の田舎移住を検討している方は、どの都市に暮らせばよいのか悩んでいるのではないでしょうか。今回は、田舎暮らしにおすすめの市町村と田舎移住に失敗する原因を解説します。
目次
岐阜県の市町村数は計42です。このなかには、地方移住に最適な地域もありますが、具体的にどの市町村がよいの?と悩む方が多いでしょう。ここでは岐阜県で田舎暮らしにぴったりな市町村を7都市紹介します。
大垣市は、岐阜県の西濃地方に位置する第2の都市です。2005年に合併計画が失敗したことにより、飛び地が発生し2ヶ所にわかれています。市内にはJR東海道本線や養老鉄道、名神高速道路などが通っているため、周辺都市へのアクセスは良好です。大垣市は、移住支援が豊富です。新築住宅を取得するときは、最大30万円の支援金が給付されますし、移住のための交通費や宿泊費を最大6万円支援する制度が整っています。利便性に優れている田舎に引っ越したい方は、大垣市がぴったりです。
参考:大垣市 移住・定住ポータルサイト
本巣市は、岐阜県の南西部にある都市です。市の大部分を山々が占め、住宅街や商業施設の多くは南部にあります。南部には田んぼも広がっているため、都会の喧騒を感じることはないでしょう。市内には、JR東海道本線が通っていないため、岐阜市や大垣市へ行くには車が最適です。ただし、南北方面へ行ける樽見鉄道は通っています。移住支援としては「本巣市もとす暮らし応援補助金」があり、対象の転入者は世帯員1人につき10万円が交付されます。
参考:本巣市|本巣市もとす暮らし応援補助金
関市は岐阜県の中濃地域、岐阜市の北東部に位置します。市の北部には渓谷や山々が広がっており、南部は都会になっています。市内には瀬良川鉄道が通っており、郡上市や美濃加茂市へ行くことが可能です。岐阜市方面へは電車がないため、車で行くのが一般的です。関市の移住支援としては、東京23区から移住し現地企業に就職した場合、単身者に60万円、世帯で100万円を給付する「東京圏からの移住支援事業」があります。
参考:関市|東京圏からの移住支援事業
瑞穂市は、岐阜県南西部にある市です。西側には大垣市、東側には岐阜市が隣接しています。市内には、JR東海道本線や岐阜バイパスが通っているため、周辺都市へのアクセスは抜群。岐阜バイパス沿いには、MEGAドンキホーテや家電量販店、ホームセンターなどがあり、買い物がしやすいです。瑞穂市には、子育て支援制度が豊富にあります。出産・子育て応援事業では、出産準備金として現金5万円が支給されますし、みずほ子育て応援給付金では、対象者には子ども一人当たり1.2万円が給付されます。
参考:瑞穂市|子ども支援課
高山市は、岐阜県の飛騨地域にある山岳都市です。市街地には、伝統的建造物群保存地区に選出された古い街並みがあり、江戸時代に建設された建物が立ち並びます。北部には乗鞍岳や奥飛騨温泉があり、雄大な大自然を楽しめるでしょう。周辺都市へのアクセスには、車が必須。岐阜市へは車で約2時間ほどですが、電車は3時間以上かかります。移住支援としては、物件取得にかかった費用の2分の1までの額(上限100万円)を支給する制度があります。
参考:高山市|飛騨高山ふるさと暮らし・移住促進事業補助金
郡上市は、岐阜県の中濃地域に位置しています。面積の90%を山々が占め、市内には日本三大清流のひとつ「長良川」が南北に流れています。北部にはスキー場があるため、冬にはウィンタースポーツを楽しめるでしょう。岐阜市へは、電車で1時間30分ほど、車で1時間ほどです。移住支援としては、2人以上の世帯で転入した方に10万円、単身者に5万円が支給される「郡上市移住支援補助金」があります。
参考:郡上市|郡上市移住支援補助金
多治見市は、岐阜県の東濃地方にある市です。焼き物の町として知られており、美濃焼には1300年の歴史があります。多治見市は、ほどよく都会で、ほどよく自然があるのが魅力です。市内には2つのゴルフコースや喜多緑地などがあります。多治見駅付近では、高層マンションやショッピングモールの建設が計画中です。移住支援としては、岐阜県外から多治見市へ移住し、住居を取得した39歳以下の世帯に50万円を交付する制度があります。
参考:多治見市|岐阜県外から多治見市へ移住される方への支援
田舎暮らしの魅力には、自然が豊かなこと、都会のような喧騒がないことの2点が挙げられます。
岐阜県での田舎暮らしの魅力は、自然が豊富にあることです。関市には「モネの池」や「高賀渓谷」、高山市には「飛騨山脈」などの自然が魅力の観光地が多数あります。都市部には緑の多い都市公園や田んぼ、河川があるため、自宅の近くでのどかな風景を楽しめるでしょう。
岐阜県の人口は、令和4年12月時点で約194万人です。愛知県が749万人、大阪府が878万人、東京都が1,400万人なのと比べると、岐阜県では騒がしさを感じにくいでしょう。交通量や路線の本数も少ないので、騒音に悩まされることも減少します。都会に比べて静かに暮らせるでしょう。
田舎移住が失敗する原因とは、なんなのでしょうか?本章では、その疑問について解説します。
商業施設や公共交通機関が遠い地区に住むことは、田舎移住が失敗する原因と言えます。周辺都市や買い物に行くのに、予想以上に時間を要するためです。スーパーマーケットで買い物をするのに、車で片道20分〜30分かかっていては不便ですよね。岐阜県への田舎移住では、市の中心部や県庁所在地に隣接するエリアに住むのがよいでしょう。
古すぎる不動産を購入すると、設備が古いことからリフォームやリノベーションが必要になるでしょう。総務省統計局によると、昭和38年以降、日本の空き家は増加し続けており、なかには修繕が必須の物件もしばしばあります。
人口が減少している地方都市には、古い空き家が残っている可能性があります。安いからと古い物件を購入すると、諸費用が高くなる可能性があるので注意が必要です。
岐阜県への田舎移住に最適な地域は、以下の7都市です。
これらのうち、大垣市・本巣市・関市・瑞穂市に住むと、岐阜市まで30分以内、名古屋市まで50分以内で行けます。高山市・郡上市・多治見市は、岐阜市からは遠いですが、自然が豊富にあります。
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