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リニア中央新幹線の停車駅「岐阜県駅」はどこ?リニア開通により岐阜県にもたらされる効果とは

2027年にリニア中央新幹線は、東京〜大阪間を開業する予定です。リニア中央新幹線を利用すると、品川駅をスタートし、山梨県駅や岐阜県駅を経由して名古屋駅まで40分で行けます。リニア駅のある都道府県では、交通網が強化されたり、地価が高まったりするでしょう。地価の上昇前は、不動産を安く購入できる可能性が高まります。今回はリニア中央新幹線の停車駅「岐阜県駅」と、リニア駅がもたらす効果について解説します。

リニア中央幹線の停車駅「岐阜県駅」はどこ?

出典:JR|リニア中央新幹線

リニア中央新幹線の停車駅「岐阜県駅(仮称)」は、岐阜県の中津川市に開業予定です。中津川市の位置は長野県に接しているので、岐阜市から距離は遠いと言えるでしょう。建設予定地は、美乃坂本駅に隣接しています。

岐阜県駅へは、岐阜駅から東海道本線と中央本線を乗り継いで約1時間45分ほど。車の場合は、中央自動車道を通って1時間30分ほどかかります。岐阜市から岐阜県駅へ行く場合、双方とも愛知県を経由する必要があります。アクセスは良好とは言えません。

岐阜県中津川市の美乃坂本駅はどう生まれ変わるのか?

美乃坂本駅は、リニア駅の開業により「清流の国ぎふ」を感じさせる駅へ生まれ変わります。美乃坂本駅前には中央駅前広場ができ、地元の人々の憩いの場となる公園や休憩施設などが整備されます。

美乃坂本駅に隣接しているリニア駅前には、岐阜県の観光地や特産品を紹介する施設が配置されるでしょう。さらに長時間駐車が可能な車両基地の設置が検討されています。これらの工事は、2022年6月11日に起工式が開催されて以来、2023年現在も継続中です。
参考:リニア岐阜県駅周辺整備基本計画

補足:岐阜県に住むなら名古屋駅へのアクセスが便利

リニア中央新幹線の終点は名古屋駅です。岐阜駅〜名古屋駅はJR東海道本線で25分ほどで行けますし、料金も安いです。岐阜駅から美乃坂本駅ヘは1時間45分ほどかかるので、比較するとアクセスは名古屋駅のほうが圧倒的に良好と言えます。岐阜市周辺に住んでいる方は、名古屋駅に行くのがよいでしょう。

リニア中央新幹線の開通により岐阜県にもたらされる効果

リニア中央新幹線が開通すると、岐阜県にどのような効果がもたらされるのでしょうか。ここでは、その疑問に答えていきます。

岐阜県内の交通ネットワークが強化される

2027年のリニア中央新幹線の開業に合わせて、県内全域から岐阜県駅へのアクセス道路整備や鉄道ネットワークの強化などが予想できます。道路整備としては、南北からのアクセスを強化するために濃飛横断自動車道の設営、東西アクセス強化のために一般国道19号瑞浪恵那道路の整備などが実施されるでしょう。

鉄道アクセスでは、岐阜県〜美乃坂本駅間の直通電車や特急列車が運行される見通しです。交通整備により岐阜市から中津川市までの移動時間が短縮されるでしょう。
参考:リニア岐阜県駅周辺整備概略設計

岐阜県の地価が高騰する可能性がある

令和4年度の岐阜県内の地価公示によると、住宅地および商業地の地価は30年連続で下落、工場地でも14年連続で下落しています。ただし、市町村別の対前年平均変動率としては、住宅地で中津川市が1.4%上昇しています。

また、美乃坂本駅付近では平成29年以降、地価は高騰傾向です。リニア中央新幹線に関連する地域は、地価が高騰していることがわかりました。今後、岐阜県はリニア開通にともない都市開発されるため、県全体で地価が高騰する可能性があります。
参考:令和4年地価公示(岐阜県分)のあらまし

岐阜県の人口が増加する

リニア中央新幹線が開通すると、岐阜県の人口が増加する可能性があります。岐阜県に住むと、名古屋駅へアクセスしやすいですし、不動産価格も名古屋市と比較し安価です。また、新型コロナウイルスが流行して以降は、テレワークが主流になっているため、住む場所の自由度が高くなりました。

その結果、岐阜県の人口は増加していくと予想できます。近年では、テレワーク環境の整備や子育て支援制度などの施策も後押しし、令和2年には過去最高の1,752人が岐阜県へ移住しました。移住者の年齢構成は、子育て世代や若年層(20代・30代)が75%を締めます。
参考:リニア開業を見据えた岐阜県の取組み

岐阜県にくる観光客数が増える

山梨県リニア活用基本構想の試算によると、山梨県駅の1日の乗降者数は約12,300人/日で、そのうち観光目的は70%です。上記から、岐阜県でも同様のことが言えると予測できるでしょう。

岐阜県駅にリニア中央新幹線が停車すると、飛騨地域や中濃地域、東濃地域へのアクセスがよくなります。県内では中央自動車道と東海道北陸自動車道を連結する濃飛横断自動車道の整備が進められており、下呂温泉や白川郷へ行きやすくなります。その結果、観光客が岐阜県に訪れやすくなるのです。
参考:第3章 リニア中央新幹線開業がもたらす効果と影響 

リニア中央新幹線の開業前に岐阜県の不動産を購入するメリット

リニア駅へのアクセスに優れる物件に安く住める

岐阜市の地価は26万円ほどです。ただし、リニア中央新幹線の開通後は、地価が高騰する可能性があります。今、不動産を購入するとリニア駅へのアクセスに優れる物件に安く住めるでしょう。岐阜市に住むと、名古屋駅まではJR東海道線で26分で着きます。名古屋市に住むよりは時間がかかりますが、その分、住宅の購入費用が安いです。そのため、岐阜県に住むのがお得です。

不動産投資物件として貸し出せる

リニア中央新幹線が開通すると、不動産の需要が高まるでしょう。岐阜県への移住者・人口の増加が予測できるためです。今、不動産を購入すると、リニア中央新幹線の開通後は賃貸物件として利用できる可能性があります。物件を貸し出す場合、中古マンションがよいでしょう。戸建てと比べて安価に購入しやすいですし、単身者や夫婦が住みやすいです。

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2027年にリニア中央新幹線は開業します。岐阜県には停車駅「岐阜県駅」が中津川市に建設されています。リニア中央新幹線が開通すると、岐阜県内の交通ネットワークが強化され、地価が高騰することが期待できるでしょう。不動産を購入する場合、地価の高騰前がおすすめです。

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