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仲介手数料は値切れます。
ただし、仲介手数料を値切るタイミングやコツ、値切れない原因を把握しないと、交渉は成功しないでしょう。
「不動産の売買にかかる仲介手数料が高い…」と悩んでいる方は、ぜひ本記事をお読みください。
本記事を読むと仲介手数料の値切り方がわかり、不動産の売却にかかる諸費用を安くすることが可能です。
目次
「仲介手数料を値切れるの…?」とお悩みの方もいるでしょう。
そこで本章では、不動産の仲介手数料が値切れるかどうかの疑問に回答します。
不動産の仲介手数料は値切れます。
その理由には、主に以下の3つが挙げられます。
前述しましたが、仲介手数料に上限はあっても下限はありません。また、依頼者の仲介手数料の値切り交渉を禁止する法律もありません。
不動産会社の独自の規則として、仲介手数料の値引かないルールはあるかもしれませんが、依頼者が値切り交渉を行うことは自由です。
不動産会社は自社の一存で仲介手数料を自由に設定できます。そのため、条件によっては仲介手数料を安くできます。
不動産会社の仲介手数料を値切ると、業者が受け取る利益が減ります。
不動産会社は顧客の利益のために、値切り交渉に応じるかもしれません。しかし、本音を言うと、仲介手数料を多く得たいと考えるのが一般的です。
そのため、不動産会社によっては、仲介手数料が安くなると、売却の優先度が低くなる可能性があります。
仲介手数料が安い取引より、高い取引を優先したほうが、得られる報酬が多くなるためです。
仲介手数料を値切るときは、売却が長引く可能性があることも留意しましょう。
不動産会社のなかには、最初から仲介手数料を上限の7〜8割ほどに設定しているケースがあります。
また、不動産会社は、依頼者を増やすために「仲介手数料半額」「仲介手数料無料」といったキャンペーンを打つケースもあるのです。
値引き交渉に自信がない方は、不動産会社に仲介手数料がいくらに設定されているのか聞くとよいでしょう。
ただし、すでに仲介手数料を割り引いている不動産会社に対しては、値引き交渉ができない可能性があることに留意してください。
仲介手数料の値切りを成功させるためには、交渉するタイミングが重要になります。
そのタイミングは、以下の2つです。
それぞれ順番に見ていきましょう。
不動産仲介の仲介手数料の値切り交渉をするならば、媒介契約の締結前に行うのが一般的です。
媒介契約とは、不動産仲介におけるルールを取り決める契約です。そこには仲介手数料の金額や支払い時期なども含まれています。
仲介手数料の金額が決まってから値切り交渉をしても遅いので、媒介契約の締結前に交渉する必要があります。
媒介契約は不動産会社が売却活動を始める前に締結します。そのため、依頼者は不動産の仲介を依頼するときに、値切り交渉をするのがよいでしょう。
仲介手数料の値切り交渉は、媒介契約を締結する前に行うのが一般的ですが、例外として売買契約の締結時に行うことも可能です。
売買契約の締結するときに値切り交渉ができる条件は、買主から値下げや条件の変更などを提示されたときです。
買主からの要望を受ける代わりに、不動産会社に仲介手数料を値切るように交渉できます。不動産会社は「値引きに応じないと取引がなくなる可能性がある」と感じるでしょう。
不動産会社としては、仲介を確実に成功させる必要があります。仲介手数料は成功報酬なので、取引が成功しないと得られません。
不動産会社は仲介取引を確実に成功させるために、値切り交渉に応じるかもしれません。
なお、売買契約時には、仲介手数料を支払うことに合意する「支払約定書」を提出します。支払約定書の提出後には、仲介手数料の値切れません。
仲介手数料の値切り方のコツは、以下の3つです。
それぞれ順番に解説します。
仲介手数料の値切り交渉を成功させるには、閑散期に仲介手数料を値切るのがポイントです。
閑散期は不動産の売主が繁忙期に比べて少ないため、不動産会社は値切りに応じてでも利益を確保したいと考えるためです。
繁忙期ならば値切りに応じなくても、他に売主が多くいるため、利益を獲得できるでしょう。しかし、閑散期ならば他に売主を見つけるのが困難な可能性があります。
不動産売買の閑散期は、4〜8月・12月〜1月までです。この時期に仲介手数料の値切ると、成功しやすいでしょう。
競合他社の仲介手数料を比較して、交渉材料とするのも、値切りが成功するポイントです。
複数社に不動産売却の査定を依頼し、その際に仲介手数料の金額も聞いておきましょう。
そして「A社の仲介手数料が〇〇円だから、〇〇円ほど値引きして!」と交渉してみてください。不動産会社は顧客を獲得したいため、値引き交渉に応じる可能性があります。
ただし、不動産の査定額は不動産会社によって異なります。A社が350万でも、B社は300万円になる可能性もあります。それにともなって仲介手数料の金額も異なるため、単純に金額だけを比較して交渉しても失敗するでしょう。
不動産会社が設定する売却金額に対する仲介手数料の割合を把握して値切り交渉することが重要です。
専属専任媒介契約の締結を約束する代わりに、仲介手数料の値切り交渉を行うのもひとつの手段です。
専属専任媒介契約とは、不動産の売却活動を1社だけに任せる契約です。
売主は自分で買主を探して販売を行うことができないため、売却活動のすべてを不動産会社に依存することになります。不動産会社は取引に成功すれば、100%仲介手数料を受け取れます。
一般媒介契約だと複数社に依頼できたり、買主と直接取引したりすることが可能です。専任媒介契約も買主と直接取引ができるため、不動産会社は仲介手数料を受け取れない恐れがあります。
専属専任媒介契約は不動産会社にメリットが大きいため、十分な値切り交渉の材料となるのです。
仲介手数料の値切り交渉が断られる原因には、繁忙期で顧客がたくさんいることや、顧客が高圧的な態度をしていることなどが挙げられます。
繁忙期で顧客がたくさんいる場合は、値切り交渉が成功しにくいでしょう。値切り交渉に応じてまで顧客を確保しなくても、他にたくさんの売主から依頼がくるためです。
仲介手数料を安くすると、不動産会社の売上が減ります。そのため、不動産会社も値切りをしない顧客を優先するケースが多いのです。
繁忙期でも値切り交渉に成功するケースとしては、物件の売却高が大きいときです。売却価格が大きいと、値切りをしても不動産会社は十分な報酬を得られます。
まずは不動産の査定をして、自分の家がいくらで売れるのかを確かめるとよいでしょう。
顧客が高圧的な態度をしていると、値切り交渉を断られやすいでしょう。
不動産会社の担当者は自社と顧客の利益のために、できるだけ値切り交渉に応じます。
しかし、担当者も人間なので、顧客に高圧的な態度をされると、嫌な売主だと判断される可能性があります。
その結果、値切り交渉を受け入れてもらえないばかりか、依頼を引き受けることを断られる恐れもあるでしょう。
値切り交渉では、あくまで丁寧な姿勢で慎重に行うことがコツです。
不動産の売却では、仲介手数料を値切ることが可能です。しかし、値切るタイミングやコツを把握しておかないと、断られることになるでしょう。
仲介手数料を値切るには、閑散期に売却したり、競合他社と比較したりする必要があります。
競合他社がいくらの売却価格を提示しており、仲介手数料をどの程度取っているのかを把握しましょう。不動産会社の売却価格を把握するには、査定を行うのが効果的です。
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査定がはじめての方は、こちらの記事も読んでいます。
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