家査定の評価基準とは?売却査定を依頼する前に準備すべきことを解説
子どもの成長に合わせて一戸建ての購入を検討している方は、「新築と中古ならどちらが家族で住みやすいのかな」と悩むのではないでしょうか。
そこで本記事では、新築ー戸建と中古一戸建てのメリット・デメリットを比較しつつ、岐阜であなたにぴったりな物件を探す手段を紹介します。
目次
新築一戸建てを選ぶメリットは、以下の3つです。
国土交通省によると新築物件の条件は、工事完了から1年以内かつ、まだ住居人がいない住宅をさします。そのため最新の「床暖房」や「システムキッチン」「オール電化」などが備え付けられている物件を購入できる可能性があります。最新の設備があると、日々の生活コストを削減できるでしょう。
中古一戸建てに4人で暮らしている家族は、電気代に加えてガス代を毎月5,000円〜6,000円ほど支払わなければなりませんよね。しかし、新築一戸建てのオール電化ならガス代を支払う必要がないため、公共料金を抑えることができます。
参考:住宅の品質確保の促進等に関する法律
住宅は生活の根幹に関わるため、不動産の購入に課される税金が優遇されます。また税制上のメリットを提示することで、新築一戸建ての購入ハードルを下げようとする考えも予測可能です。
具体的には、以下のような項目で税制上の優遇を受けられます。
土地や建物の所有権を記録する手続きの際に国に納める登録免許税は、本来なら土地や建物の評価額の0.4%ですが、新築物件なら0.15%まで軽減されます。税制面の優遇措置が用意されているため、お得に購入できるでしょう。
すべての新築物件は「住宅品質確保促進法」により、引き渡しから10年間は壁や柱、床などの主要構造部分の保証を無償で受けることができます。「住宅品質確保促進法」は、2000年4月に施行され、雨漏りや歪みなど構造的な欠陥が見つかると、住民は建築会社や不動産会社に補償を求めることが可能です。
保証の対象は構造的な欠陥に限定されます。そのため、雨どいの掃除をしなかったことで発生した雨漏りや、重いものをぶつけ壁や屋根に穴があいたことが原因の雨漏りなどは対象外です。10年無償保証のメリットを活かして、保証期間内に戸建ての調査や点検をすることで、維持コストを抑えることにつながります。
新築一戸建てのデメリットは、以下の2つです。
国土交通省によると新築一戸建ての平均価格は3,684万円で、中古一戸建ては2,358万円です。新築一戸建ては中古一戸建てに比べて、1,326万円も費用がかかることがわかります。
参考:平成26年度 注宅市場動向調査 報告書 p.40
さらに新築一戸建てにはエアコンや照明が付いていることがほとんどなく、別途購入する必要があります。エアコン1つの購入に40,000円ほどかかるとして、リビングや寝室、子ども部屋に設置するなら合計120,000円ほど必要です。
新築一戸建ては諸費用がかさむため、住宅ローンを組んで長期にわたって返済する計画を立てることが重要です。
新築一戸建ては市内中心部ではなく、郊外のベッドタウンに建てられがちです。岐阜駅付近には商業ビルやマンションなどがすでに建設されており、新築一戸建てを建てるスペースがありません。
そのため、中心部へ行くには自動車や電車などで、数十分かかる可能性があります。かといって岐阜駅周辺に住むのであれば分譲マンションや賃貸マンションが主流になり、家族で住むには少々狭いです。
岐阜で新築一戸建ての購入を考えている方は、自動車も合わせて必要なことを頭の片隅に置いておきましょう。
中古戸建てを選ぶ3つのメリットは、以下が挙げられます。
中古一戸建てのメリットは、新築戸建てより購入価格が安価なことです。前述した通り、中古一戸建てにかかる平均価格は2,358万円であり、新築戸建てより3〜4割安く設定されています。
また、一般的に木造建築物の資産価値は、約20年と言われています。そのため、物件によっては土地価格だけで購入できるでしょう。
築年数が建っているとリフォームやリノベーションが必要になる場合がありますが、計画的に費用を抑えることで、新築一戸建てよりコストパフォーマンスが良くなります。
参考:平成26年度 注宅市場動向調査 報告書 p.40
中古一戸建ては、内見をしてから購入するかどうかを決められるため、物件選びに失敗しにくいです。新築一戸建ての場合、風通しの良さや日差しの入り方は完成してからでないとわかりませんよね。
中古一戸建てなら、現物を確認することで理想の条件を満たす物件を選ぶことができます。物件購入は安くない買い物なので、まずは中古一戸建てを確認して、条件に合うものが無ければ新築一戸建てを検討するのもおすすめの手段です。
中古一戸建ての場合、エアコンや証明など設備一式が備え付けられている物件も数多くあります。そのため、生活するまでにかかる諸費用を安く抑えられます。
たとえば、新築一戸建てを購入して各部屋のエアコンや照明器具を新しく取り揃えた場合、10万円以上の費用が必要です。また中古一戸建ての場合は、設備の取り付けにかかる手間や時間がありません。中古一戸建ては費用や手間がかからないため、生活をはじめるまでが簡単です。
中古一戸建てのデメリットは、主に以下の3つがあります。
築40年〜50年と築年数が経過している中古一戸建ては、リフォームが必要になることがあります。そのため物件とリフォームの範囲によっては、新築一戸建てと大差ない費用を支払わなければなりません。
また、昔の法律で建てられた建築物をリフォームする場合、改正後の建築基準法の基準を満たす必要があります。建築基準法には「接道義務」があり、建物の敷地は幅員4m以上の道路に2m以上接していなければなりません。さらに、道路の幅が4m未満の場合、中心線から2m以内には建物を立てることが禁止されています。
そのため、道幅4m未満の道路沿いかつ、道路ギリギリに建設された物件をリフォームする場合、現在の法律に照らし合わせて建物を中心線より2m後退させる必要があるため、居住空間が狭くなります。後悔しない選択をするためには内見の際に、不動産会社の担当者にリフォームしたい旨を伝えて相談することが大切です。
耐震基準は1950年に施行され、1981年6月と2000年6月に大きな改正がありました。改正前に建てられた中古一戸建ては、耐震性に優れないため注意が必要です。
1981年6月から施行された新耐震基準は、震度5強程度で軽微な損傷、震度6強から7に達する大規模地震に対しても安全が確保されるようになりました。そのため中古一戸建てを選ぶのなら、少なくとも1981年6月以降に建設された住宅を選ぶことが、いざというときに命を守ることにつながります。
築20年以上経過している木造一戸建て住宅などは、住宅ローンの控除を受けられない可能性があります。中古物件は新築物件よりも資産価値が下がっているため、希望する融資額に対して購入予定の物件の資産価値がどの程度あるのか、金融機関が厳しく審査するためです。
たとえば、1,500万の中古一戸建てを購入するために1,500万の住宅ローンを組みたくても、金融機関の担保評価額が500万なら500万までしか融資は受けられません。初期費用に関しては、新築一戸建てより中古物件のほうがかかる可能性があるのです。
子連れ家族の場合、新築一戸建てのほうが、のびのびと生活できるでしょう。新築分譲マンションは岐阜市内にもあり、駅やスーパーが近く住みやすいですが、新築一戸建てに比べて室内面積が狭いため、子どもがいる家庭には向いていません。
新築一戸建てなら子どもがいても、1階と2階で分けられるため十分なプライベート空間を確保できます。また駐車場を用意しておけば、子どもが成長しても駐車料金をかけずに車を利用できます。とくに岐阜は、東京や大阪のように交通網が発達していないため、自動車が必須です。快適な生活をするためにも、家族で引越しをするなら新築一戸建てがおすすめです。
家族で住む場合、新築一戸建てと中古一戸建てなら、新築一戸建てがおすすめです。税金控除が受けられ、子どもが成長しても長く住み続けられるためです。もしこの記事を読んでいる方で、本格的に物件の購入を考えているなら、ぜひGifuNaviを使用することを検討してみてはいかがでしょうか?
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子連れ家族で戸建ての購入を考えている方は、新築一戸建てがおすすめです。税制上の優遇措置や物件の無料保証など以外にも、子どもが成長して家を継いでからも長く使い続けられます。中古戸建てでも長く住み続けることは可能ですが、築年数が経っているため、維持コストがかかるわりに、快適に住めない可能性があります。岐阜県で新築一戸建てを検討している方は、ぜひGifuNaviの利用を検討してみてください。きっとあなたにぴったりな物件が見つかるでしょう。