一般媒介契約と仲介の違いは?他の媒介契約との違いもわかる
マイホームの購入を検討している方は、新築と中古のどっちがよいのか悩むのではないでしょうか。そこで本記事では、新築戸建てと中古戸建てのメリット・デメリットを解説します。戸建物件を購入してから後悔しないために、どちらが自分に合っているのかを確認しましょう。
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目次
新築戸建てのメリットは以下3つです。
国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によると、新築物件は工事完了から1年以内かつ、未入居の物件をさします。このため、新築戸建てには最新設備が備え付けられているでしょう。最新設備には「ビルドイン食器洗い乾燥機」や「全館空調」などがあります。
ビルドイン食器洗い乾燥機があると、食器を洗う手間が省けますし、水道代の節約もできます。また、「全館空調」があると1台の空調設備で家全体を温めることが可能です。最新設備が備わっていると、生活が快適になります。
新築戸建ては中古戸建てに比べて、住宅ローンの控除や軽減税率措置を受けやすいことがメリットです。
中古戸建ての住宅ローンの場合、新築戸建てと比較して担保としての価値が低くなるため、審査に通りにくいのです。新築戸建ての住宅ローンは、最長35年まで借りられますし、希望額で借りられる可能性が高いでしょう。
また、中古戸建と登録免許税は固定資産税評価額の2%ですが、新築戸建てなら0.4%です。住宅ローンの控除や軽減税率措置があると、新築戸建てをお得に購入できます。
「住宅品質確保促進法」により購入後10年間、不動産に構造的な欠陥が見つかったとき、買主は建築会社や不動産会社に補償を求めることが可能です。補償の対象は雨漏りや歪みなどの構造的な欠陥に限定されます。
雨どいの掃除をしないことによる雨漏りや、重いものをぶつけたことが原因の雨漏りなどは対象外です。10年無償の補償期間内に戸建ての調査や点検をすると、維持コストを抑えられるでしょう。
新築戸建てのデメリットは以下2つです。
「平成26年度 注宅市場動向調査 報告書」によると、新築戸建ての平均価格は3,684万円、中古戸建ては2,358万円です。新築戸建ては中古戸建てに比べて1,326万円も費用がかかります。
また、新築戸建ての場合、エアコンや照明などの設備を別途購入する必要があります。エアコン1台に4万円ほどかかるとして家に3台設置するなら12万円必要です。新築戸建ては物件費用や諸費用が高くなる可能性があります。
新築戸建ては市内中心部ではなく、郊外に建設させることが多くあります。開発済みのエリアには商業施設やマンション、中古物件が建設されており、新築戸建てを建設するスペースがないためです。
郊外に住むと都心部に行くのに時間がかかりますし、自宅の周辺に商業施設がない可能性があります。新築戸建ては中古戸建てに比べて利便性が悪い場所にあることを注意しましょう。
中古戸建てのメリットには以下3つが挙げられます。
中古戸建てのメリットは、新築戸建てより安価に購入できることです。「平成26年度 注宅市場動向調査 報告書」によると、中古戸建ての平均購入額は2,358万円です。新築戸建ての平均購入額が3,245万円なので、中古戸建ては3〜4割ほど安く購入でます。
また、国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」によると、木造建築物は22年で資産価値が0円になるとされています。不動産によっては土地価格だけでの購入が可能です。
中古戸建ては物件を内覧してから不動産を決められます。間取りや設備、周辺環境などを把握してから不動産を購入できるため、物件選びに失敗しにくいでしょう。
新築戸建ての場合、モデルルームやCG画像で間取りや設備を把握できるケースが多くあります。建設済みの物件を内覧するわけでないため、風通しや日当たり、眺望などを明確に把握しにくいのです。
中古戸建ての場合、エアコンや照明などの設備が備え付けられているケースがあります。設備を新しく購入する必要がないため、諸費用を安く抑えられます。
たとえば、新築戸建てを購入して各部屋にエアコンや照明器具を新しく取り付ける場合、10万円以上の費用が必要です。一方、中古戸建ての場合、新しく設備を購入する費用や手間を抑えられる可能性が高いため、生活を簡単に始められます。
中古戸建てのデメリットは主に以下3つがあります。
築年数が経過している中古戸建てには、リフォームが求められる可能性があります。たとえば、物件が旧法律を基準に建設されている場合、改正後の建築基準法を満たすようリフォームする必要があります。建築基準法には「接道義務」があります。建物の敷地は、幅員4m以上の道路に2m以上接さなければなりません。
道路の幅が4m未満の場合、中心線から2m以内に建物を立てられません。道幅4m未満の道路沿いにあり道路ギリギリに建設された物件をリフォームする場合、現法律に照らし合わせて建物を中心線より2m後退させる必要があります。
耐震基準は1950年に施行され、1981年と2000年に改正されました。改正前に建てられた中古戸建ては、改正後の物件に比較して耐震性に優れていません。このため、中古戸建てを購入するときは、1981年以降に建設された住宅を選ぶこと大切です。
なお、1981年に施行された新耐震基準では、震度5強程度で軽微な損傷、震度6強から7に達する大規模地震に対しても安全が確保されるようになりました。
築20年以上経過している木造戸建て住宅などは、住宅ローンの控除を受けづらい可能性があります。中古戸建ては新築戸建てよりも資産価値が低いためです。
たとえば、1,500万円の中古戸建てを購入するために1,500万円の住宅ローンを組みたくても、金融機関の担保評価額が500万円ならば500万円までしか融資は受けられません。
新築戸建てと新築分譲マンションのどちらがよいかは、世帯によって異なります。お子さんがいる方は新築戸建てのほうが快適に生活できます。1階と2階でプライベートを分けられますし、お子さんが成長しても十分な空間を確保できるでしょう。
一方、新築分譲マンションは都心部に多くあり、利便性に優れてます。ただし、新築戸建てに比べて室内面積が狭いため、お子さんがいる家庭には向いていません。
新築戸建てのメリットは住宅ローンの控除が受けられることや、最新設備が備え付けられていることです。デメリットは中古戸建てより初期費用がかかることです。キレイな物件に住みたい方は新築戸建てがおすすめですが、初期費用をかけたくない方には中古戸建て向いています。
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