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岐阜県は県土の82%は森林で、全国で2番目に高い割合です。自然公園は岐阜県に住んでいる方にとって身近なものです。では、岐阜県にはどのような自然公園があるのでしょうか?今回は岐阜県のおすすめの国立公園・国定公園・県立公園を計7つ紹介します。
目次
中部山岳国立公園は岐阜県・長野県・新潟県・富山県にまたがる、北アルプスを中心とした国立公園です。1934年に制定された最初の国立公園のひとつです。中部山岳国立公園の魅力は、日本屈指の山岳景観です。北アルプスの3,000m級の山々で構成された中部山岳国立公園では、切り立った岩壁や大渓谷、高山植物の花畑、湖などの多彩な景観を見られます。岐阜市から車で2時間30分ほどで行くことが可能です。
白山国立公園は御前峰、大汝峰、剣ヶ峰の3峰と周囲の山岳エリアを中心とした国立公園です。岐阜県・石川県・富山県・福井県にまたがり、南北40km・東西30kmに広がっています。1962年に制定された白山国立公園の山麓にはブナ、高地には250種類以上の高山植物が自生しています。また、冬には標高500m以上に6億トンもの積雪があるとされており、白山国立公園の自然景観を形作っているのです。岐阜市から車で1時間30分ほどで行くことが可能です。
飛騨木曽川国定公園は、下呂市から美濃加茂市の飛騨川流域と瑞浪市から犬山市にかけての木曽川中流域を中心とした国定公園です。1964年に制定された飛騨木曽川国定公園の魅力は、飛騨川と木曽川流域の奇岩・渓谷とその周辺の山々の自然景観です。岐阜市からは車で1時間30分ほどで行けます。
揖斐関ヶ原養老国定公園は、岐阜県大垣市にある国定公園です。同公園は1970年に国定公園として制定されました。養老の滝や多良峡、霞間ヶ渓などの自然景観と美濃国分寺跡や谷汲山華厳寺などの史跡・寺院などが観光の醍醐味です。岐阜市からは車で44分ほど、大垣市からは20分ほどで到着します。
恵那峡県立自然公園は、恵那市にある県立公園です。渓谷の両岸の断崖絶壁と桜や、紅葉など四季折々の景観が見どころです。かつて恵那峡の渓谷には木曽川の急流がありましたが、ダム建設により現在はダム湖になっています。ダム湖の遊覧船に乗って渓谷のゴツゴツとした岩肌を見たり、人気スポットの展望台から渓谷美を眺めたりするのもよいでしょう。岐阜市から恵那峡県立自然公園へは、車で1時間30分ほどで到着します。
伊吹県立自然公園は、滋賀県米原市との県境にある県立公園です。伊吹山を中心とする同公園は、高地と低地との標高差が激しく、気象の変化も大きいことが特徴です。変化に富んだ環境のため、ひとつの県立公園で多種多様な植物を見られます。夏はのんびりハイキングをしてフラワーウォッチングをしてもいいですし、伊吹山スカイラインでドライブをしながら山々の景色を楽しんでもいいでしょう。岐阜市から伊吹県立自然公園へは、車で約1時間20分ほどで到着します。
千本松原県立自然公園は、岐阜県海津市にある県立公園です。同公園は長良川と揖斐川に挟まれた、松が植えられた堤防のことを指します。千本の松は、江戸時代に堤防の完成を記念して薩摩藩によって植えられました。千本の松が1kmにわたって植えられており、現在では松林のなかに遊歩道が整備されています。遊歩道は長良川と揖斐川、松によって風情ある景観がつくられており、週末にドライブやサイクリングをするのにぴったりですよ。
岐阜県は県土の82%を森林に覆われているため、大阪や東京などの都会と比較して、自然が身近にあります。自然が豊富な公園が多くあり、週末には家族で森林浴やハイキングなどを楽しめるでしょう。もし岐阜県で自然に囲まれて暮らしたいと考えているなら、ぜひGifuNaviをチェックしてみてください。
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