いい不動産屋さんの見分け方5選!悪い不動産屋さんの特徴も紹介
住宅の購入を検討し始めたとき、「注文住宅か、建売住宅か」で悩む方も多いのではないでしょうか?実際、どちらにもメリット・デメリットがあり、お客様の希望や条件に合わせて選択することが重要になります。そこで今回は、建売住宅にスポットを当てて、特徴を解説していきます。メリット・デメリットを整理しながら理解することで、買ってから「あっちがよかった…」と公開するリスクを抑えることができます。
1つめのメリットが、実物を見て確かめることができる点です。
建築会社などのプロなら、図面からでもある程度イメージできるかもしれませんが、施主(注文主)の多くは初めて住宅を購入される方なので、具体的にイメージすることは難しいです。
建売住宅の場合、すでに建てられた物件を見てから購入するか決められるので「思ってたのと違った!」と後悔するリスクを減らすことができます。
2つめは、価格が安い点です。
建売住宅は注文住宅よりも価格が安くなりやすいです。これを1番のメリットに感じて建売を検討されている方も多いかもしれません。
では、どうして建売住宅は価格が安くなるのでしょうか?
まず、注文住宅と違い、既に出来上がっているので建築会社との打合せなど、人件費がかかりません。
また、同じ住宅をいくつも建てるので、同じ材料をまとめて購入します。「仕入れコスト」が抑えられ、端材も出にくくなるため、建築費用が安くなります。
他にも、建売住宅は建設した会社が直接販売していることが多いので、仲介手数料が不要になる可能性が高いです。
「安かろう悪かろう」ということではなく、様々なコストを省くことができる点が、価格の安さに繋がっているのです。
3つめのメリットは、入居までの期間が短いことです。
建売住宅の場合、購入を決めたらすぐに入居することができます。気に入った物件が見つかれば、契約、住宅ローンを組むことで、すぐに自分の家となるのです。
注文住宅の場合だと、何度も建築会社と打ち合わせを重ね、購入を決めてから家を建て始めるので、非常に時間がかかります。一生に一度のお買い物なので、細部までこだわり抜く方も多く、完成するまで2年かかったというケースも珍しくありません。
子どもの入学や転勤など、入居まで時間をかけられない方にとっては、建売住宅のスピード感は大きな魅力になるでしょう。
住宅がすでに建築された状態で売られているため、土地の状態を確認することはできません。
土地が軟弱だった場合は、しっかりと地盤改良する必要があります。しかし建売の場合、購入したい住宅の土地が耐震性や耐久性に問題ないかは、購入者には判断しようがありません。
欠陥工事をするような会社ではなく、きちんと地盤改良まで手を抜かない業者を選ぶ「目」も重要になります。
対して、注文住宅なら地盤改良含め全ての工程をチェックすることができます。
多くの人が出入りしている
建売住宅が売りに出されているところを見たことはありますか?
玄関前には建築会社のスタッフがいて、元気に案内してくれます。
つまり、多くの人が中に入って気軽に見学しているということです。他人に住宅の間取りや内装を知られていたり、壁などを触られていることに抵抗感を持つ方もいるでしょう。
安全面やプライバシーの面でも、自分の住宅の内部を知られているということは、あまり気持ちの良いものではありません。
同じ建て方の住宅が多い
建売住宅は、個性的な間取りやデザインよりも、より「万人受け」することを目指して設計されます。
一部の人にしか刺さらない家をたくさん造っても、すべて売り切るのは難しいです。
そして先ほどもお話ししたように、同じ規格の住宅をいくつも造ることでコストを抑えられるのが建売住宅のメリットのひとつです。だから必然的に、万人受けしやすい住宅が同じ建て方でいくつも建てられることになります。住宅に強いこだわりを持ちたい方には、建売は物足りなさを感じるかもしれません。
逆に注文住宅の大きなメリットといえるのが、「自由度の高い設計ができる」ことです。注文住宅の場合、間取りや工法、デザイン、仕様など細部まで自分たちのこだわりを反映させることができます。
ただし、当然費用はかかりますので、担当者と慎重に打合せしましょう。
今回は、建売住宅の特徴について解説しました。ミタカ不動産ではお客様の希望や条件を一緒に整理し、最善の選択をするサポートを致します。建売住宅か、注文住宅かで悩まれている方は、ぜひミタカ不動産にご相談ください。建築会社ではなく、第三者のフラットな目線からご相談に乗らせていただきます。