【新築比較】中古マンションのメリット・デメリット。中古住宅の購入がおすすめな人とは
「中古マンションのメリットは?」「新築マンションと比較するとどっちがよいの?」と考えているのではないでしょうか。中古マンションは新築に比べて、販売価格や資産価値などの観点でメリットがあります。今回は中古マンションのメリット・デメリット、選び方などを解説します。新築か中古マンションで悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
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目次
中古マンションのメリットとしては、以下3点があります。
中古マンションは新築マンションより安い価格で購入できます。「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」によると、新築マンションは築0年から資産価値が下がります。
出典:中古住宅流通、リフォーム市場の現状
築年数が経過すると資産価値が下がるため、同じ広さ・立地の物件でも中古マンションのほうが安価な価格で購入できるのです。
不動産の資産価値は、築年数の経過により下がります。ただし、東日本不動産流通機構の「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)」によると、中古マンションの資産価値は、築26〜30年を境に下落がストップ。築31年以上の不動産は販売価格が上がるというデータがあります。
不動産を安く購入するならば、資産価値が下落しない築26〜30年の不動産がよいでしょう。
中古マンションの場合、実際の物件を内覧できます。不動産の状態や間取り、日当たり、風通しなどを確認してから購入できるのが、中古物件を選ぶメリットです。新築マンションの場合、モデルルームやパンフレットで物件のイメージを知ることになります。間取りや設備は把握できますが、風通しや日当たり、眺望などは内覧に行かないとわかりません。このため、中古マンションは新築マンションに比べて、より希望に沿った物件を選べます。
中古マンションのデメリットとしては、以下2点が挙げられます。
築年数が経過している不動産は住宅設備が老朽化していたり、傷んでいたりする可能性があります。たとえば、コンクリートにヒビが入っていると雨漏りのリスクがありますし、配管が老朽化すると中詰まりが生じます。その結果、リフォームやリノベーションをしないと快適に住むのが難しくなるでしょう。中古マンションを購入する前に、雨漏りや配管など目に見えない箇所の修繕歴などを不動産会社に確認してください。
マンションに住むと修繕積立金を支払わなければなりません。修繕積立金は新築マンションより中古マンションのほうが高い傾向にあります。マンションの築年数が経過するにつれて、徐々に値上がりするためです。国土交通省の「長期修繕計画作成ガイドライン及び同コメント」によると、修繕積立金には、以下の2つの方式があります。
不動産の修繕積立金には、段階増額積立方式が採用されていることが一般的です。このため、中古マンションの修繕積立金は高いケースがあります。
中古マンションの選び方のポイントは以下3つです。
中古マンションを購入する際は、築26年以上の中古マンションを選ぶとよいでしょう。前述しましたが「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)」によると、中古マンションは、築26〜30年で資産価値の下落が止まるためです。また築30年以上の不動産は、販売価格が上がります。資産価値を基準に中古マンションを購入するならば安価で購入できる築26〜30年がおすすめです。
駅や商業施設の近くにあるエリアやこれから開発が予定されているエリアは、物件の資産価値の下落を最小限に留められる可能性が高いでしょう。資産価値が落ちづらいエリアとしては、主に以下が挙げられます。
将来的な家族構成を考慮して、中古マンションの間取りを検討しましょう。「住生活基本計画における居住面積水準」によると、健康で文化的な住生活の基 本とし 必要不可欠な住宅 面積は以下のように計算できます。
たとえば、3人家族ならば10㎡×3人+10㎡で40㎡の居住面積が必要です。
新築マンションは、以下のような方に向いているといえます。
新築マンションは、中古マンションと比較して設備が新しいため、リフォームやリノベーションをする手間が省けます。ランニングコストを抑えられることも魅力のひとつです。
中古マンションが向いている人は、以下の通りです。
中古マンションは価格が抑えられることや内覧が可能なことから、自分にぴったりの物件を探したい方に向いています。不動産の資産価値が下がりにくいため、投資用として検討している方にもぴったりです。
本記事では中古マンションのメリット・デメリットを新築マンションと比較しながら紹介しました。中古マンションは初期費用が抑えられ、資産価値が維持されやすいことがメリットです。この機会に中古マンションの購入を検討されている方は、ぜひミタカ不動産にご来店ください。
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