大垣市ってどんなところ？ 「暮らしてみたら快適過ぎた」の声続出の理由

大垣市で土地や戸建てを購入して新生活を始める際、その地域の「生活の利便性」や「自治体の制度」を把握しておくことも大切です。

この記事では大垣市への引っ越しを検討している方に向けて、大垣市の人気スポットや、新生活を始める際に知っておきたい「子育て支援制度」・「医療制度」などを紹介します。

大垣市ってどんなところ？

大垣市は岐阜県の西部に位置し、滋賀県、三重県と接しています。日本列島のほぼ中心にあり、「日本の真ん中」とも言われています。岐阜県のなかでは岐阜市に次いで2番目に人口が多い街でもあります。

伊吹山や養老山脈に囲まれ、長良川や揖斐川などの一級河川が網目状に流れているため、豊かな自然と水資源に恵まれています。綺麗な水が豊富で、「水都」とも呼ばれています。

また、大垣市の平均坪単価は20.0万円。岐阜市の平均坪単価は26.2万円なので、同じ坪数でもおよそ3/4ほどの価格で土地を購入できます。名古屋まで直通30分で行けるので、名古屋勤務の方のベッドタウンとしても人気がある街です。

大垣市の人気スポットは？

大垣城
4層の天守を持った全国的にも珍しいお城。1600年の関ヶ原の戦いでは石田三成の本拠地となったお城でもあります。城内には戦国時代の武将たちの貴重な資料が展示されています。

墨俣一夜城
豊臣秀吉が一夜にして築いたという伝説が残るお城。しかし、この伝説の真偽は不明で、秀吉の時代に実在していたのかもはっきりとしていません。資料館では、秀吉出世物語の出だしとして有名なこの逸話について学ぶことができるので、戦国時代ファンなら一度は訪れたいスポットになっています。また、桜の名所としても知られており、春になると満開の桜に囲まれた天守閣を望むことができます。

大垣ひまわり畑
8月中旬から9月上旬が見頃。ひまわりの背が高く、歩道も整備されているため、撮影スポットとして人気です。近くに東海道新幹線が通っているため、新幹線とひまわり畑を1枚の写真に収めることができます。運が良ければ、ひまわりと黄色い車体のドクターイエローのコラボを撮影できるかも。

大垣市のショッピング施設

イオンモール大垣
県道50号大垣環状線沿いにあるショッピングモール。アパレルショップやレストランなど120店ほどのテナントが入っています。駐車場も広く、週末には多くの利用者で賑わいます。

イオンタウン大垣
樽見鉄道沿いにあるショッピングモール。大垣駅からのバスも出ているので、公共交通機関でのアクセスも良好です。映画、ボウリング、ゲームセンター、天然温泉が楽しめる複合アミューズメント施設「大垣コロナワールド」と隣接しているので、家族や友人どうしのお出かけにも人気。

アクアウォーク大垣
大垣駅と直通の連絡路で繋がっているショッピングモール。もちろん駐車場も広めに設けられており、簡単に来られます。ユニー系列の商業施設で食料品の販売価格が安めなのも魅力。フードコートやアパレルショップ、書店も入っています。電車でも車でも、仕事帰りの買い物に立ち寄りやすい店舗です。

まちなかスクエアガーデン（元気ハツラツ市）
毎月第一日曜日に、大垣市の商店街や公園等を活用した中小規模なイベント・出店が各所で開かれています。もともとは「元気ハツラツ市」という名前で、大垣駅前商店街と隣接する主要道路をメインに行っていたものを、エリアを拡大して出店エリアを分散させたのが「まちなかスクエアガーデン」です。雑貨やワークショップ、飲食など多種多様な店舗が参加しています。イベントも歌やダンスなど、一緒に盛り上がれるステージが盛りだくさん。

大垣市は通勤しやすい？

大垣駅は名古屋駅まで電車で直通30分。大垣駅－名古屋駅の電車のほとんどは大垣駅が始発なので、通勤時間帯でも座席に座れる可能性が高いです。岐阜駅までは電車で10分ほど。

車の場合は、岐阜市市街地まで車で30～40分ほどです。

大垣市に住む際の注意点

大垣駅以西の養老鉄道は本数が少ないので、電車での移動は不便です。電車通勤を考えている方は、大垣駅まで徒歩か自転車で通える範囲にある土地や戸建てを選んだ方がいいかもしれません。

大垣市の子育て支援制度

子育て世帯にとっては、これから暮らそうとする地域の子育て支援制度が充実しているかも大切なポイントになるかと思います。大垣市は「子育て支援日本一」を目標に掲げており、豊富な子育て支援制度を揃えています。

エンゼルサポーター制度
妊娠中や出産後の体調不良などにより火事や育児を行うことが困難な世帯を対象に、サポーターを派遣しています。対象となるのは、妊婦もしくは小学6年生以下のお子様がいる方か、体調不良等により家事や育児が困難で、昼間、自身のほかに協力できる方がいない方となります。

^{参考：大垣市HP『エンゼルサポーター制度』}

ファミリーサポーター事業
子育ての援助を受けたい人（依頼会員）が、援助を行っていただける人（提供会員）から、お子さんの預かりや送迎の支援を受けられます。対象となるのは、生後2か月から小学6年生までのお子様がいる世帯。利用するには事前に会員登録が必要となります。

^{参考：大垣市HP『ファミリーサポーター事業』}

家庭訪問型子育て支援　ホームスタート事業
「子育てで相談したいことがあるけど、些細なことだから気軽に相談しづらい」「毎日ひとりで子育てしてて、なんだか疲れた…」「たまには誰かと普通に会話したい」こんなとき、先輩ママが家に来てあなたの話し相手になってくれます（もちろん秘密は厳守）。

^{参考：大垣市『家庭訪問型子育て支援　ホームスタート事業』}

ひとり親家庭等日常生活支援事業
ひとり親家庭等が疾病・事故・災害等により一時的に生活援助が必要な場合に、支援員（ヘルパー）を派遣します。保育、食事の世話、清掃、洗濯などの支援をしてくれます。

^{参考：大垣市『ひとり親家庭等日常生活支援事業』}

大垣市の医療制度・教育機関

子ども医療費助成制度
子どもの健康の保持と増進のため、18歳まで（高校生世代）の方の医療費を助成しています。医療機関で受診したときの、医療費の自己負担分が助成の対象となります。

^{参考：大垣市HP『子ども医療費助成制度』}

母子家庭等医療費助成制度
母子家庭等の保健の向上と経済的負担の軽減させ、母子福祉の増進を図るために医療費の助成を実施しています。母子家庭の母と子ども（18歳未満）などの方が対象となります。医療機関等で受診したときの、医療費の自己負担分が助成されます。

^{参考：大垣市HP『母子家庭等医療費助成制度』}

父子家庭医療費助成制度
父子家庭の保健の向上と経済的負担の軽減を図り、父子福祉の増進に寄与するため医療費の助成を実施しています。父子家庭の父とその子ども（18歳未満）の方などが対象となります。医療機関等で受診したときの、医療費の自己負担分が助成されます。

^{参考：大垣市HP『父子家庭医療費助成制度』}

大垣市情報工房
プログラミングを学べるプログラミング教室や、ICTを学べる様々なセミナーを受けることができます。ビジネスマンではなく、「子どもからお年寄りまで」市民の方を対象とした施設。パソコンを使ったオリジナル作品の創作などを楽しむことができます。

こどもサイエンスプラザ
入場料無料で気軽に楽しむことができる科学館。だからボリューム不足ということもなく、施設は4階建てで、「都市・人とくらし」「地球・自然のちから」「宇宙の神秘」のテーマごとに科学技術を体験できる設備が揃っています。特に月面の重力を体感できる「スペースウォーク」は全国的にもレアで、東海地方ではここでしか体験できません。

大垣市はほどよく発展した都市部と豊かな自然が共存する街です。子育て支援が充実しているのも、子どもがいるご家庭にはうれしいポイントではないでしょうか。始発駅で名古屋まで行けるので、座席を確保しやすいのも日々通勤するうえでとても魅力的です。

岐阜ナビを運営しているミタカ不動産は、大垣市の豊富な不動産情報を取り扱っています。10年後にも「ここにしてよかった！」と思える物件を一緒に見つけていきましょう。