「土地は少しでも安く購入したい!」 価格を下げる6つのポイント
限られた予算の中で理想の住宅を建てるには土地を安く抑えることも重要です。でも相場より安い土地にはそれなりに「ワケ」があるはず。
土地が安くなっている理由はいくつかあり、整理しながら理解することで、自分の譲れない条件、これはこだわらくてもいいと思える条件が見えてきます。
この記事を読むことで、安いのに自分にピッタリの土地を見つけられる「お買い物上手」になれるかもしれません。
目次
同じエリアでも他の土地と比べて明らかに安い土地があります。安い土地には、何かしらの価格を下げている要因があるはず。「土地の形」や「道路との関係」、「周辺に敬遠されがちな施設がある」などの可能性が考えられます。今回は土地が安くなる条件として、よくあるもの6つをわかりやすく解説していきます。
土地の形が正方形や長方形になっていて、戸建てを建てやすい土地を「整形地」といいます。
対して、三角形やL字型など家の建て方を工夫しなければならない土地を「不整形地」といいます。
当然、不整形地の方が価格が安くなりやすいです。
しかし形が悪くても、L字の飛び出した部分を庭にするなど、特徴に合わせた建築方法はたくさんあります。その土地だから建てられた創意工夫に溢れた住宅に仕上げるのもいいかもしれません。
道路と土地が接する面である、「間口」が狭い土地も安くなる傾向にあります。
車は道路から入ってすぐの敷地に停めるのが一般的です。そのため、間口が狭いと十分な駐車スペースが確保できず、3台停めるには縦列駐車にするなど制限がかかる場合があります。
ちなみに、間口は車1台につき2.5mはあるといいといわれています。
線路沿いや高速道路の高架下付近は騒音や振動などの理由から敬遠されがちです。騒音・振動は、気になる人にとってはかなりのストレスになります。
また工場の近くも、騒音や臭いがしそうという理由から、人気が出にくい物件です。
しかし、土地の近くにある工場が音や臭いが漏れる工場なのか、それがお客様にとって気になるレベルなのかは、現地で確認してみないとわかりません。せっかく気に入った土地の近くに線路や工場があった場合は、諦めてしまう前に現地を確認してみてはいかがでしょうか。
幅員(道路の幅)が狭い道路に接している土地は、車どうしがすれ違いにくいため、価格は低くなりやすいです。
しかし、幅員が狭い道路はそもそも車通りが少なく、すれ違うことがほとんどないとも言えます。子どもが玄関から飛び出してしまっても、車とぶつかってしまう可能性もグッと低くなります。
大型の車に乗る予定がなければ、幅員が狭い土地も検討してみるのもいいかもしれません。
道路は「南側」にある方が、日当たりが取れていいという話は聞いたことがあるかもしれません。道路を挟むことで、南側にある家と間隔を空けられて、日当たりを確保できるからです。
対して、「北側道路」、「東西側道路」は日当たりが悪いというイメージがあるため、不人気物件となります。
しかし、北側や東西側でも土地の形によっては、南側道路と同じように日当たりを確保することができます。北側道路で土地の南側に建物がある場合でも、南北に長い土地であれば十分に距離を空けて建築できるため、日当たりを確保できます。
安いのに日当たりをとれる、まさに掘り出し物といえる物件かもしれません。
当たり前ですが、狭い土地は価格が安いです。
しかし、狭い土地は駅の近くなど、周辺環境がよくて利便性の高い物件であることが多いです。岐阜駅周辺など、家の広さよりも通勤しやすさを重視する方に向いている土地です。
相場より安い土地には、一般的には「デメリット」と捉えられる特徴があることが多いです。
しかし、工夫次第では「メリット」に変えられる可能性を持っているのも事実です。あなたの土地に求める条件をもう一度整理すれば、希望に合う土地を上手にご購入できるでしょう。
ミタカ不動産では、お客様のご希望を丁寧にヒアリングし、ご一緒に条件に合う物件を探します。土地選びに無駄な費用も時間もかけたくないという方は、ぜひミタカ不動産にお問い合わせください。